トリップアドバイザーは、このほど同社を利用する宿泊事業者、旅行者を対象に旅行市場動向を調査する「トリップバロメーター」を発表した。この調査は、同社が3万5000件を超える旅行者と宿泊事業者の双方からの回答をまとめたもの。
この調査によると、旅行先の決定にあたりソーシャルメディアが世界的にも日本国内においても大きく影響を与えた結果が浮き彫りになった。旅行先の決定にあたり日本の旅行者については90%がソーシャルメディアが影響したと回答。全世界でみても、85%が影響したと回答しており、影響力が強まっていることがわかる。
また、旅行計画中に最も役に立った情報源としては、全世界、日本人ともに旅行口コミサイトが1位にあげられた。2位以下については、全世界では2位がオンライン旅行サイト、3位が旅行会社のウェブサイトとなった一方、日本では2位が旅行パンフレットや旅行ガイドブック、3位が旅行会社のウェブサイト。日本の旅行者が世界の中でも旅行会社やガイドブックを活用している実態が明らかになった。回答の詳細については、以下。
【最も役に立った情報源】(日本)
- 旅行口コミサイト30%
- オンライン旅行サイト16%
- 旅行会社のウェブサイト18%
- 友達や家族からの情報6%
- 旅行パンフレットや旅行ガイドグック21%
- ソーシャルメディア4%
- 旅行会社の窓口16%
- その他3%
- 旅行口コミサイト38%
- オンライン旅行サイト19%
- 旅行会社のウェブサイト16%
- 友達や家族からの情報10%
- 旅行パンフレットや旅行ガイドグック6%
- ソーシャルメディア4%
- 旅行会社の窓口4%
- その他3%