ニューヨーク、観光客数が史上最多の5430万人に、2002年から倍増

ニューヨーク市およびニューヨーク市観光局は、同市に訪れる観光客数が史上最多の5,430万人(うち4290万人が米国内からの観光客)に達成したと発表した。この数字は、ブルームバーグ市長が就任した2002年と比較すると、約2,000万人の観光客が増加したことになる。

観光産業はニューヨーク市の経済の柱となっており、2013年度の観光分野における経済効果は 推定 587億米ドル(約5兆円)、直接支出に関しては394億米ドル(約4兆円)となる見込みで、年末までに月平均37万人の雇用創出に達すると予測されている。

マイケル・R・ブルームバーグ・ニューヨーク市長は、「我々は、2015年までに年間5,500万人の観光客誘致と年間700億米ドル(約7兆円)の経済効果の創出を目標としていますが、このペースで行けば、2014年には5,500万人誘致の目標が達成できると見込んでいます。」とコメント。ニューヨーク市観光局理事長でメトロポリタン美術館CEOでもあるエミリー・ラファティ氏は「私が担当しているアートの分野においては、ニューヨーク市に点在する文化的施設は、象徴的な美術館だけではなく、多岐にわたる趣向をテーマとした通好みの施設も多く、その多様性もニューヨークが世界中の観光客を魅了している理由だといえます」とコメントしている。

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