日本発着クルーズ、「行ってみたい」は53%

プリンセス・クルーズが30~69歳の男女800名を対象に実施した旅行に関するアンケート調査で、全体の53%が日本発着クルーズに「とても行ってみたい」または「やや行ってみたい」と回答し、女性に限ると58%と約6割になると発表した。また、調査結果から、クルーズが旅行に関する不安や不満を解決できる可能性が明らかになったとの見解も示した。

今回の調査は特に、旅行で大変だと思うことや不安、不満などを聞いたもの。これによると、「荷造りと荷物の持ち運び」が60.1%で最多となり、「移動手段や宿泊の手配」(48.3%)、「次の観光地への移動」(42.5%)が続いた。また、海外旅行の要望については「せっかく旅行に行くなら十分な日数をとり、できるだけ多くの場所を訪れたい」が82%と8割を超え、国内旅行については「お金がかかる」、「交通費が高い」、「乗り換えが大変」、「交通渋滞がひどい」、「宿の料理がおいしくない」などの不満が浮き彫りになった。

プリンセスクルーズ資料より

そして、日本発着クルーズへの利用意向が高い人ほど旅行に期待するものとして「観光地の魅力」、「宿泊施設の充実」、「新しい体験」、「異文化に触れる」をあげ、「旅行の負担に感じること」では「荷物の持ち運び」、「移動や宿泊の手配」、「子供やお年寄りを同行しての移動」をあげたという。

このほか調査では、家族旅行の悩みには「家族の中で興味が異なるため行きたい場所が分かれる」との回答が21%あったことも指摘。また、パッケージ旅行は67%が利用意向があるものの、残りの33%は「自分のペースで楽しめない」、「スケジュールが決められているのが煩わしい」、「団体行動が苦手」などを理由に消極的な回答であった。

プリンセスクルーズ資料より

同調査は2013年12月19日~24日まで、全国の30~69歳の男女を対象に実施。サンプル数は各年代の男女別に100名ずつ、計800名。

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