ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)が発表した「インターネットを活用しやすい国」ランキングで、日本は65か国中21位という結果になった。ランキング概要は以下の通り。
このランキングは、インターネットアクセスの基礎となる「インフラ」と、企業や消費者のインターネット活用スキルを示す「企業・産業」・「個人」、オンラインコンテンツ量やアクセスの容易さを示す「情報」の4つの観点で評価・指数化した「インターネット・フリクション」指数によるもの。ボストン・コンサルティング・グループでは、この指数が小さいほどインターネットを活用しやすいと説明。指数が小さい国では「インターネット・エコノミー」の規模は大きくなる傾向があり、上位4分の1と下位4分の1のグループでは、GDPに対する割合で約2.5%の差が出ることも判明した。
こうしたランキングは、海外旅行や海外出張でインターネットを利用する際の目安になりそうだ。また、訪日外国人の受入れ体制を改善する動きも活発化しており、日本のネット環境の整備が待たれる。
【インターネットを活用しやすい国(地域)ランキング上位30位】
- スウェーデン
- フィンランド
- デンマーク
- スイス
- 香港
- 米国
- アイスランド
- ノルウェー
- オランダ
- カナダ
- ドイツ
- 英国
- オーストリア
- オーストラリア
- シンガポール
- ベルギー
- ニュージーランド
- アイルランド
- フランス
- エストニア
- 日本
- イスラエル
- カタール
- UAE
- 韓国
- スロベニア
- バーレーン
- マレーシア
- ポーランド
- ポルトガル