ハワイ州観光局(HTJ)によると、2013年の日本人渡航者数は前年比3.9%増の1,523,302人となった。12月には6.9%増の138,190人となり、増加基調を後押しした。ただし、渡航者数は伸びたが2013年の1人あたりの消費金額は11.1%減の1659米ドル、平均滞在日数も1.7%減の5.92日に減少しており、為替の影響が見て取れる。
島別ではオアフ島が3.7%増の1462,073人。伸び率では、マウイ島が17.3%増の79,740人と、2ケタの伸びとなり、カウアイ島も5.4%増の29,407人と増加傾向にある。隣島で最大市場のハワイ島は2.2%減の198,456人となり、微減となった。
なお、全世界からの2013年の渡航者数は2.6%増の8,235,510人、12月単月は1.9%減の722,423人となっており、いずれも伸び率では日本市場が上回った。全体の消費金額は2%増の145億米ドルと増加した。