ペガサスソリューションズが発表した2013年第4半期「Pegasus View」によると、同社を介した2013年グローバルホテルの予約状況は好調な結果だった。レジャー目的の予約は4.3%増加、宿泊料金は前年比を維持する水準に。一方、グローバル企業からの宿泊料金の改善が進み、予約数は前年同期比で7.4%増加した。データは、同社と契約のある約10万件のホテルが取引きするデータから算出されたものだ。
2013年を市場別にみると、レジャー目的の宿泊料金で日別平均レートが前年比で成長、宿泊予約数は第4四半期が特に好調で4.3%増加した。宿泊料金の2013年10月は2.6%増、11月は3.3%増、12月は4.8%増。予約数は10月が0.8%減、11月は1.9%増、12月が4.3%増という結果だった。
グローバルな企業からの予約数は、前年同期比で11月に一時的に停滞したものの年末には7.4%増と上昇。宿泊料金は、10月は2.7%増、11月、12月は1.7%増だった。
同社の最高経営責任者(CEO)のデイビット・ミリリ氏は、こうした2013年の世界的な成長をうけて消費者の予約経路としてのスマートフォンやタブレットなどのデバイスの重要性を指摘。「信頼できるモバイルサイトや技術を適切に提供するホテルが、収益性を高める機会になる」とコメントしている。