熱海で観光6社が協業、「意外と熱海」で統一プロモ -JTBの事業受託で

JTB中部は、熱海市が2013年から3か年で推進する観光ブランド・プロモーション事業を受託し、統一テーマ「意外と熱海」を設定した。熱海の訪問者へのアンケートで「意外と良かった」という意見が多いことから、熱海の隠れている魅力を効果的に発信。来訪促進と満足度向上に繋げ、「意外といいね熱海」から「やっぱりいいね熱海」への変革をめざす。

さらにこのほど、JTB中部をはじめ、JR東日本、近畿日本ツーリスト、日本旅行、楽天トラベル、リクルートライフスタイルの観光関係会社6社で、「意外と熱海」での協業も決定。統一ブランドでのプロモーションと、そのための各社の商品情報など相互情報交換やリソースの活用を行ない、地域の観光活性のムーブメントを起こす流れを作っていく。

第1弾として、4月~6月の特別施策としてウェブや情報誌での統一ピーアールを実施。るるぶトラベルや楽天トラベルのサイトで、季節のテーマに沿った情報を特集ページで発信するほか、「意外と熱海」の宿泊プランを設定。3月号の「関東・東北 じゃらん」でも女子向けの特集記事を掲載する。

このほか、エースJTBやびゅう、メイト、赤い風船など旅行会社のパンフレットに統一ロゴや観光情報を掲載し、ブランド浸透を図る。現在のところ、掲載パンフレット数は4社合計で54万冊になる見込みだ。

なお、「意外と熱海」で紹介する魅力の内容については、熱海市と熱海市観光協会を中心に、熱海商工会議所、熱海温泉ホテル旅館協同組合、伊豆東海バス、伊豆箱根鉄道など、地元の観光関係の団体や業者の協力のもと、発信していく。


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