訪日外国人の免税品購入、4割が中国人、タイ人は2.6倍に大幅増加

グローバルブルー・ティエフエスジャパンが発表した2013年の旅行者による免税品消費動向によると、訪日外国人旅行者の国籍別免税品消費額の上位5か国・地域がアジアの旅行者であることが判明した。これは、グローバルブルーのタックスフリーショッピングサービスが日本で開始された2012年4月~2013年12月の情報に基づくもの。

この期間の免税品購入旅行者の42%が中国人で、台湾(13%)、タイ(8%)、香港(7%)、韓国(7%)と続いた。特にタイは2013年、ビザ緩和施策とLCC増便により、消費総額は前年比の2.65%と急増。中国を上回る増加率になったという。

ただし、2013年の訪日外国人の免税品平均購入額は前年比10%減と減少傾向。中国人は12.3%減の10万7421円、タイ人は11.8%減の10万1730円、台湾人は23.8%減の6万7222円、香港人は1.9%減の7万6598円、韓国人は5.7%減の7万2487円だった。

一方、日本国内でタックスフリーショッピングサービスを開始した小売店の数は、2012年から2013年にかけて大幅に増加。2013年には前年比約4倍の免税品が購入される結果となった。


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