小説・漫画に登場するスポット情報をアプリで紹介、「本とスマホ」の旅を推奨

京都フラワーツーリズム推進協議会は、小説や漫画、ライトノベルなどの作品に出てくる京都のスポットを、スマートフォン・アプリで案内を開始した。すでに無料公開している「ご当地なび」アプリに、メニューで組み込んだもの。本とスマートフォンを持って旅に出かけ、そのスポットでそのシーンを読み、本の奥深さを味わってもらえるよう訴求している。

紹介するスポットは、京都の図書館で働く司書のグループ「ししょまろはん」が作成したオープンデータ「京都が出てくる本のデータ」をもとにしたもの。該当スポットの位置情報とともに、京都の登場具合を示す「京都度」や、そのスポットでの心情、要約文など5つの視点で本を紹介し、その場所へのナビゲーション機能も付けた。また、Amazonにリンクし、その本をすぐに購入することも可能だ。

現在、「京都が出てくる本のデータ」で紹介されている作品は52件。例えば、漫画「こちら葛飾区亀有公園前派出所」(秋本治氏)や小説「壬生狂言の夜」(司馬遼太郎)、ライトノベル「秘剣こいわらい」(松宮宏氏)などで、今後も継続的に作品数を増やす予定だ。

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