総務省・情報通信政策研究所が発表した「平成25年 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」によると、平日のテレビの平均利用時間は168.3分(前年比16.4分減)と減少し、インターネット平均利用時間は77.9分(6.3分増)と増加した。特にテレビは40代、50代の視聴時間が40分以上減少。20代ではネットの視聴時間(136.7分)がテレビ(127.2分)を上回った。
行為者別でみると、ネット行為者率がテレビの視聴行為者率を上回る世代が、前年の10代(ネット:78.8%、テレビ:75.9%)、20代(90.6%、74.7%)に加え、30代(88.5%、83.2%)にまで拡大している。
利用目的をメディア別でみると、「時事情報」を得るのはテレビが約6割で最も高い。ただし20代ではインターネット(56.1%)でテレビ(41.7%)よりも多くなっている。一方、「趣味・娯楽」ではインターネット(46.6%)がテレビ(27.5%)を上回った。特に20代は7割がインターネットを利用している。
調査は2013年11月30日~12月8日まで、全国125地点で訪問留意調査を実施。サンプル数は13歳~69歳の1500。