ジャストシステムは、同社のセルフ型ネットリサーチ「Fastask(ファストアスク)」で実施した2014年5月のモバイル&ソーシャルメディア月次定点調査の結果を発表した。調査期間は5月28日と29日で、対象は15歳〜69歳の男女。有効回答数は1,100件。
この調査では、ネット接続やOSなどの利用状況についての項目も調査しており、その結果としてグーグルが提供する「Google Chrome」の利用が大きく伸びていることがわかった。Windowsで使用のWebブラウザでは、Internet Explore 11 が34.6%でトップ、Google Chromeは33.3%で肉薄する結果に。なお、利用しているOSの首位はWindows7で60.9%。Windows8.1(21.2%)、Windows Vista (15.7%)、Windows 8 (9.9%)、Windows XP (8.6%)と続いた。
ネット接続で利用するデバイスでは、ノートPCで60.2%で首位、次いでスマートフォン(51.9%)、デスクトップPC(43.1%)、携帯電話(20.5%)、タブレットPC(17.9%)と続く。スマートフォンは昨年10月の調査でデスクトップPCを抜いたあと、2位を維持した。年齢別に見ると、スマートフォン利用者が一番多いのは男性では15〜19歳で76%、女性では20〜24歳で88%。タブレットPCについては、男性で65〜69歳を除く全年齢層で20%を超え、女性では45〜49歳を除く全年齢層で10%〜18%の利用率となっている。
このほか、「テレビ」「ラジオ」「新聞」「雑誌」「パソコンからのインターネット接続」「スマートフォンからのインターネット接続」について、それぞれ1日のプライベートでの閲覧時間を聞いたところ、10代では「スマートフォンからのインターネット接続」が最も長く104.3分で、テレビの視聴やパソコンからのインターネット接続を上回った(テレビは94.9分、パソコンからのインターネット接続は89.8分)。
2013年12月の調査では、10代の閲覧時間として最も長かったのは「パソコンからのインターネット接続」で121.3分、次いで「テレビ」が106.7分でした。「スマートフォンからのインターネット接続」は99.9分だった。