日本政府観光局(JNTO)によると、参加者が2000名以上の大型国際会議2件の日本開催が決定した。一つがつくば市で2017年7月に開催が決定した「第15回世界療法大会」。約50か国からの500名を含む2500名の参加が見込まれているもの。もう一つが2018年6月に横浜市で開催が決定した「第64回国際ゾンタ世界大会」。67か国からの1200名を含む2000名の参加を予想。いずれの会議も日本での初開催となる。
JNTOによると誘致活動において、JNTOと学会主催者、自治体関係者が団結し、国を挙げての取組みを行なったことと国際会議開催地としての日本の魅力が評価された。JNTOでは観光庁と連携し、招請レターの発出や在外公館との連携、キーパーソンの日本視察支援、日本側主催団体や候補都市の誘致活動の支援をしてきた。
なお、2013年にJNTOが関与して誘致に成功した国際会議の軒数は67件で外国人参加予定数は3万911人にのぼった。国際会議は高い経済効果とビジネス機会の創出、都市のブランド力を生み出すものとして、引き続き国際会議の誘致活動と会議開催にあわせたインバウンド増加に取り組んでいくとしている。
(トラベルボイス編集部)