ダイドーブレンドの「ダイドー働く大人力向上委員会」の「ご褒美に関する意識調査」によると、2013年に自分へのご褒美として消費した金額は平均33万655円であった。
働く世代の男女の場合、日常的に頻繁に行なう自分ご褒美は「スイーツを買う・食べに行く」が38.9%でトップ。「国内旅行や海外旅行などレジャーに行く」は8.5%で、「缶コーヒーを買う」(17.1%)、「ファッションアイテムを買う」(11.3%)、「プレミアムビールや高級ワインを飲む」(10.3%)に続いて5番目に多かった。
主婦の自分ご褒美でも「スイーツを買う・食べに行く」が63.3%で圧倒的に高い。「国内旅行や海外旅行などレジャーに行く」は5.5%だが、「ファッションアイテムを買う」(12.8%)に次いで3番目に多い結果となった。自分ご褒美の効果に「気分転換になる」(79.8%)、「心に余裕がうまれる」(51.0%)など旅行で得られる要素がトップ2に含まれていることから、旅行やレジャーはスイーツほど頻繁に消費できないものの、その効果が理解されているといえそうだ。
2014年の自分ご褒美の平均額は22万6653円で、2013年よりも減少する。ただし、働く男女に限ると2014年4月の消費増税後の自分ご褒美の機会について、「変わらない」「増えた」が半数以上を占めた。特に年収400万円以上の場合、8割弱が「変わらない」「増えた」の意向を示した。
調査は2014年8月2~3日まで、20~50代の働く男女800人と20~50代の主婦400人を対象にインターネットで実施した。