全日空(NH)が発表した2014年8月の旅客輸送実績によると、国際線旅客数は前年比8.8%増の68万5052人となった。今年3月から羽田路線が拡大したことにより、有効座席キロは同17.2%増。有償旅客キロも同20%増と増加。利用率は81.4%となり今年度で最高を記録した。
方面別の実績を見ると、全方面で供給、需要とも増加した。北米/ホノルル方面の旅客数は同20.8%増の15万8778人で利用率85.4%、ヨーロッパ方面の旅客数は同22.2%増の7万137人で利用率79.7%、アジア方面の旅客数は同3.4%増の45万6137人で利用率78.4%。
国内線の旅客数は同1.6%減の388万9466人。有効座席キロは同1.2%減、有償旅客キロも2.3%減となったものの、利用率は69.5%と今年度で最高を記録した。
(トラベルボイス編集部)