JTB、大阪に外国人旅行者用の観光案内所オープン、3Dプリンタのフィギュア制作など各種サービス提供

JTB西日本は2014年12月10日、大阪の心斎橋に外国人旅行者専用の観光案内所「KANSAI TOURIST INFORMATION CENTER SHINSAIBASHI」をオープンする。

訪日外国人旅行者のFITが増加傾向にある中、特にLCCの就航路線が拡大する関西空港が玄関となる関西地域ではさらなる旅行者の増加が見込めると判断。関西を訪れる外国人旅行者向けのサービスを再検討し、観光案内所というサービス拠点を設けて外国人旅行者向けの各種サービスをワンストップで提供することとした。

具体的には、全国各地の観光や交通の情報提供や国内観光ツアー商品および交通機関のパス類の販売のほか、ムスリム礼拝スペースや遠隔通訳システム、フリーWiFi、無料インターネット環境の設置、手荷物の一時預かりや宅配便発送など、快適な旅行を実現するための環境も提供。2015年春には海外の旅行会社の顧客に対するラウンジ機能の提供も開始する。

さらに、提携企業からのオリジナルメニューも提供。現時点では凸版印刷による「オリジナル3Dプリンタ」でのフィギュア制作サービス(有料)が予定されている。このほか、受入側の自治体や企業向けに、外国人旅行者とのマッチングスペースとして、各社のプロモーションやモニタリングの場としての利用を想定している。これらサービスの提供により、2015年度(2015年4月~2016年3月)は、12万人の外国人旅行者の利用を目標としている。

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