日本政府観光局(JNTO)による発表にもとづき、2015年2月の春節(旧正月)休暇利用による訪日旅行者数を比較したところ、首位は中国で35万9100人(前年比159.8%増)、2位は韓国で32万1600人(同38.9%増)、3位は台湾で27万7600人(同45.2%増)、4位は香港で10万9400人(同68.8%増)、5位はマレーシアで1万9300人(同36.8%増)だった。
2015年2月の訪日旅行者数上位5カ国の比較グラフは以下のとおり。
春節の時期は毎年異なるうえ、国によって休暇期間にも若干の違いがある。たとえば中国の休暇期間をみると、2014年は1月31日から2月6日までの7連休、2015年は2月18日から24日の7連休。韓国では2014年は1月30日からの4連休、2015年は2月18日からの5連休などとなっている。上位5カ国について、2015年の1月・2月の合計旅行者数では韓国からの訪問者数が首位となっていることから、中国からの旅行者が2015年2月に集中した状況が改めてわかる。
▼2015年1月・2月の訪日旅行者数の合計トップ5(カッコ内は前年同期比)
- 韓国:67万9700人(39.6%増)
- 中国:58万5400人(99.2%増)
- 台湾:49万4600人(27.4%増)
- 香港:19万7100人(53.6%増)
- マレーシア:3万1600人(12.6%増)
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(トラベルボイス編集部)