プリンスホテルは2015年秋、新宿プリンスホテルとサンシャインシティプリンスホテルを改装する。両ホテルは国内に展開する41ホテルの中で特に外国人の割合が高く、今回は訪日外国人への対応強化を目的に改装する計画だ。
具体的には、新宿プリンスホテルではロビーの全面改装を実施。お酒を楽しめるカフェとしてリニューアルする予定で、ステーションホテルとしての料飲需要にも対応する。また、観光・レジャー目的の訪日外国人の増加にあわせ、シングルルームを減らしてセミダブルの客室を増加。ホテル全体の宿泊定員を増やす。
一方、サンシャインシティプリンスホテルは最上部の5フロア内の客室180室を全面改装。「パノラマフロア」として専用チェックインカウンターやエレベーターを設けるほか、アニメや映画とのタイアップができる客室も用意。幅広いターゲットの取り込みを図る。