宿泊とルームサービスのホテル滞在費、最も高額な都市はニューヨーク、安さは東欧諸国に軍配 -トリップアドバイザー

トリップアドバイザーが発表した「旅行者物価指数(トリップイオンデックス)世界のホテルステイ2015」で、最も高額な都市はニューヨークと判明した。

これは、対象48都市の4~5つ星のホテルの中から人気の上位10施設を対象に、1泊の宿泊費と一般的なルームサービス費用の平均価格を算出したもの。対象のルームサービスは、クラブハウスサンドイッチのオーダーと、ドリンクやナッツなどのミニバー利用、ワイシャツ1枚のドライクリーニングの合計値。ニューヨークの場合、宿泊料金が4万3105円で上位10か国のうち最も高額となり、クラブサンドイッチ(2744円)、500mlの水(664円)などをあわせて5万1045円となった。

2位以下は、スイスが4万3324円、イギリスが4万906円と続き、日本は東京(3万3930円)がアジア最高位の6位でランクイン。アジア勢は8位に香港(3万2655円)が入ったのみで、それ以外は欧米諸国がトップ10を占めた。

一方、ホテルステイの料金が最も安かったのはブルガリアのソフィア(1万1771円)。宿泊料金(8976円)の安さが影響した。このほか、安い順のトップ10位には2位ウクライナ・キエフ(1万2822円)、4位ポーランド・ワルシャワ(1万4108円)など、東欧やロシア諸国が6か国入った。また、3位のインドネシア・ジャカルタ(1万3258円)、6位マレーシア・クアラルンプール(1万4694円)、8位ベトナム・ハノイ(1万5389円)など、アジアも3か国がランクインした

調査は2015年2月5日~3月11日に実施し、価格は期間中の各国現地通貨為替レートを適用して算出した。

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