星野リゾート、京都「ロテルド比叡」の運営受託、近江食材で創作フレンチを提供へ

星野リゾートは、2015年4月から京都「ロテル・ド・比叡」の運営受託を開始した。7月には、「星野リゾート ロテルド比叡」としてリブランドオープンする予定だ。同ホテルは比叡山延暦寺のほど近く、琵琶湖を望む立地のオーベルジュ。京阪電鉄グループが所有・運営してきた。星野リゾートの星野佳路代表が、このほど開催されたプレス発表会で、その背景や今後を語った。

プレス発表会の記事>>>

今回の運営受託の理由について、星野氏は「”星野”とコンセプトがあっている」と話した。すでに総支配人などは現地入りしており、現在は今後のコンセプトを固めているところだという。基本としては、比叡山が延暦寺エリアといえ、延暦寺のさまざまな行事を地域の魅力として取り入れていきたい考え。

また、星野氏は同施設がオーベルジュのため「一番大事なのは『食』」ととらえているという。食のコンセプトでは、近江側の食材を採用。近江に伝わる発酵の知恵を使った鮒鮨や近江食材で、創作フレンチを提供する。琵琶湖のニコロブナ、ビワマスなどを生かし、鮒鮨をフランス料理に仕立てた前菜などを定番としていく予定だ。

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(トラベルボイス編集部:山岡薫)

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