フェイスブック(facebook)はこのほど、日本人の利用状況と夏期期間における動向について発表した。これによると、現在、日本のfacebookにおいて、モバイルからの利用率は95%にまで上昇。また、夏期に投稿されたコンテンツ数は20億以上にのぼるが、このうちモバイル(スマートフォンやタブレット端末など)からの割合は84%になるという。
夏の旅行チェックインランキングでは、1位はアメリカ。しかし、10位以内にはアジアから7か国・地域がランクインしており、アジアの人気の高さがうかがえた。このほか、ブラジル、メキシコで、欧州や豪州は入っていなかった。
【夏の旅行チェックインランキング】
1位 アメリカ
2位 フィリピン
3位 インドネシア
4位 ベトナム
5位 シンガポール
6位 韓国
7位 ブラジル
8位 タイ
9位 メキシコ
10位 台湾
そのほか、夏の利用傾向としては、テキスト投稿に対し写真投稿が3倍に増加。春期(4月)と比較すると、写真・動画の投稿数が1.07倍になり、1日あたりのコンテンツ制作数は1600万以上になるという。また、友達リクエストの申請・承認も、春期に比べて1.33倍に増加する傾向もある。
なお、上記の結果からfacebookでは、夏はエンゲージメントの増加が見られ、前向きで活発な状況にあると分析。夏はファン獲得の好機として、関心の高まる旅行やイベントなどをきっかけに、適切なメッセージを適切なタイミングで発信し、関係構築をすることをアドバイスしている。