リクルート、カード決済手数料3.24%の新会社設立、タビナカ事業者支援構想が加速

リクルートライフスタイルはクレジットカード会社・リクルートペイメントを設立し、2015年11月中旬からクレジットカード決済サービス「Air ペイメント」の提供を開始する。

リアル店舗での非現金決済が増加する一方、店舗にとっては国際標準規格「EMV」などの各種セキュリティ基準や急速に進む決済手段の多様化に、逐一対応する難しさがあった。

これに対し、AirペイメントではEMVに準拠したPINパッド付の非接触(NFC)決済に対応する最新の端末を用意。加盟店手数料を「業界最安値水準」とする3.24%に抑えた上、推奨の3銀行の口座には月6回まで無料で入金することで、これまで導入できなかった店舗の加盟を狙う。

決済対象はクレジットカードのほか、デビット、プリペイド、電子マネー、ポイント、コンタクトレス決済まで対応可能だ。決済端末とアプリを入れたスマートデバイスをブルートゥースで接続し、カード決済を行なう。

なお、リクルートライフスタイルでは現在、サービス事業者の一連の業務支援サービスを強化しているところ。なかでも、旅行・観光分野での活用を重視しており、先ごろ開催した「じゃらんフォーラム2015」では、これらサービスを活用したタビナカ事業者の支援構想を発表。旅行・観光に関わる業者の利益を増加し、地域貢献に繋げる考えを示していた。

関連記事>>

みんなのVOICEこの記事を読んで思った意見や感想を書いてください。

観光産業ニュース「トラベルボイス」編集部から届く

一歩先の未来がみえるメルマガ「今日のヘッドライン」 、もうご登録済みですよね?

もし未だ登録していないなら…