リクルートライフスタイルは、旅行予約サイト「じゃらん」でのシルバーウィーク期間(2015年9月19日~9月27日)の国内宿泊予約状況をとりまとめた。それによると、日並びの良さにより人泊数は前年比342%と大幅増、平均宿泊単価は前年比119%となった。
旅行先(人泊数)でもっとも人気が高かったのは「北海道」、2位「東京都」、3位「沖縄県」となりいずれも昨年と同位だった。続いて4位「大阪府」(前年5位)、5位「千葉県」(前年4位)となっている。 また、人気上昇率の1位は「福井県」(前年比807%)、2位「滋賀県」(同769%)、3位「富山県」(同708%)と北陸方面の伸びが目立つ結果となった。
人気の旅行先と人気上昇率のトップ10は以下のとおり。
また、同行者別宿泊予約件数では、家族での旅行が前年比473%を記録したほか、カップル旅行も319%、男性グループ・女性グループが270%超えなど、いずれも大幅な伸びになっている。
カップルに人気だった旅行先は、1位が北海道「札幌」(前年1位)、2位福岡県「福岡市(博多駅周辺・天神周辺)」(前年4位)、3位愛知県「名古屋」(前年16位)となっている。一方、家族(ファミリー)での旅行先で人気だったのは前年と変わらず1位千葉県「舞浜・浦安・船橋・幕張」、続いて2位北海道「札幌」。ただし3位栃木県「那須・板室」(前年8位)、4位福岡県「福岡市(博多駅周辺・天神周辺)」(前年11位)など、ランクが大きく入れ替わる状況もみられた。
同社では、2位以下には「ふるさと割クーポン」発行対象エリアやレジャー・温泉地として有名な地域が旅行先の上位にランクされたと分析している。
同行者別・宿泊予約件数の前年比は以下のとおり。
この調査は、「じゃらんnet」の2015年8月20日時点での予約人泊数実績に基づいて前年同時期比で算出したもの。ただし、同行者別旅行動向は予約件数実績に基づく前年同時期比で算出した。国内宿泊、ANAじゃらんパック、JALじゃらんパックでの国内旅行予約者を対象とし、1名1室利用予約を除いた「レジャー予約」のみをランクしている。