京都文化交流コンベンションビューローが発表した「2015年7月の外国人客宿泊状況調査」で、宿泊者に占める外国人の利用割合は前年比7.8ポイント増の41.0%となった。4割を超えたのは調査開始以来、初めてのこと。
同調査による稼働率は9.0ポイント増の89.2%で、6か月連続で前年を上回る推移を続けている。
市場別では中国が133.7%増で、3か月連続で前年の倍増で推移。利用客室数は今年最高を記録した。その他方面も台湾、香港、韓国、オランダ、スペイン、メキシコで、利用部屋数が今年最高となった。エリア別の部屋数構成比率では、東アジアが8.3%増の48.8%と約半分に迫る勢い。2位の欧州は3.4ポイント減の20.7%、3位北米は1.5ポイント減の14.3%と縮小した。
調査の対象施設は25施設・計7526室(市内客室数の約4割をカバーする数値)。