佐川急便は2015年11月1日より、スマートフォンやタブレットを利用したビデオ付き通訳サービス「スマイルコール」を導入する。訪日外国人旅行者が多く訪れる東京駅と浅草・雷門のサービスセンターでの運用を開始し、「手ぶら観光」をきめ細かくサポートする。
「スマイルコール」は、英語、中国語、韓国語に対応できるもの。スマートフォンなどから呼び出すと画面内に通訳者が表示され、リアルタイムで顔を見て話しながら日本語との相互通訳を受けることができる。ビデオを通じたコミュニケーションが可能なため、複数人でのやりとりや、言葉だけでなく地図などの翻訳にも対応できるメリットがある。
同社では、これまでも多言語対応がスタッフを配置する体制をとっていたが、今回のサービス導入により、さらにきめ細かく外国人向けの「手ぶら観光」支援を行っていく考え。