キャンプ場の予約サイトで運営者向けサービス拡大、予約管理提供でIT化の遅れをサポート ―スペースキー

キャンプ場予約サイト「なっぷ」を運営するスペースキーは2016年にキャンプ場運営者向けサービスを拡充する。予約システムや予約管理の一元管理機能などの提供を通じて、キャンプ場運営者のIT化をサポートするもの。

同社によれば、現在「なっぷ」で扱っているキャンプ場は全国3500以上、2015年の年間サイト訪問者は440万人におよぶ。同社はこれまで、国内キャンプ場に向けた集客支援・売り上げ向上を第一目標として検索・予約サービスを提供してきた。ただし、キャンプ場側のIT活用の遅れが原因となって繁忙期に5000件以上のウェイティングが発生するなど、顧客獲得の機会損失につながる状況が多くみられたという。

今回の取り組みは、これまでの経験にもとづいて問題解決に向けて踏み出すもの。キャンプ場主催者が自社サイトに導入できる「自社ネット予約システム」のほか、すべての予約を一括管理できる「予約台帳管理システム」を開発・提供し、現場運営の効率化につなげていく。さらに今後は、公営キャンプ場に向けたサービス提供促進のほか、キャンプ場データベースを通じたレジャー・観光関連事業者との連携による販路拡大を目指す考え。

スペースキー:報道資料より

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