観光庁の観光消費動向調査によると、2015年7~9月期の国内旅行消費額(速報値)は前年同期比14.8%増の6兆5387億円となった。シルバーウィークの好影響などにより、4~6月期に続いて2ケタ増を記録した。
そのうち、宿泊旅行消費額は前年比19.1%増の5兆1591億円、日帰り旅行は同1.3%増の1兆3796億円となっている。
国内旅行消費額の推移は以下のとおり。
月別にみた消費額では2015年7月の国内旅行総計が前年比3.5%増の1兆5824億円、8月は同15.3%増の2兆9092億円、9月は同24.8%増の2兆470億円。特に9月の伸びが顕著となった。
そのうち、宿泊旅行は3か月連続して2ケタ増を記録。日帰り旅行の7月はマイナス16.4%となったものの、8月は3.7%増、9月は13.6%増とプラスに転じた。
なお、2015年7~9月期の日本人のべ国内旅行者数は、前年同期比7.9%増の2億396万人。そのうち宿泊旅行は前年比13.4%増の1億915万人、日帰り旅行は同2.2%増の9481万人となっている。