日本政府観光局(JNTO)による発表にもとづき、中国の国慶節(建国記念日)休暇が含まれる2015年10月の訪日旅行者数を中華圏3市場で比較したところ、中国は44万5600人(前年比99.6%増)、香港は12万9100人(同66.9%増)、台湾は34万3600人(同32.0%増)となった。
3市場における2015年10月までの12か月比較グラフは以下のとおり。
中国は2か月連続して前年比ほぼ倍増となり順当な伸びを記録。10月までの累計が428万3700人となり全市場ではじめて400万人超えとなった。台湾・香港ともに単月最高を記録したほか、台湾は累計311万4800人、香港は累計123万6100人とすでに2014年の年計を超えている。
なお、2015年の国慶節休暇は、中国が10月1日から7日までの7連休、香港は10月1日のみが休日、台湾は10月9日から11日までの3連休だった。
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