パリ空港公団は2015年11月26日、パリ・オルリー空港にて世界的なファッションデザイナーでアーチストのジャン・シャルル・ドゥ・カステルバジャック氏が描いた巨大フレスコ画を発表した。
この巨大フレスコ画は高さ17m・幅202mにわたるもの。オルリー空港・南ターミナルの3200平方mにおよぶファサードに掲げられている。フレスコ画の全体像は以下のとおり。
絵画の制作にあたって、空港公団とジャンシャルル・ドゥ・カステルバジャック氏は「ウェルカムストーリーズ」プロジェクトを立ち上げて特設サイトを公開。乗客やパートナー、空港従業員から空港を舞台とする実話の投稿を呼びかけ、その中から「帰郷」「離別」「記念日」「プロポーズ」などに関する10のストーリーを選定して絵画で表現した。中央時正面には「BIENVENUE(日本語で"ようこそ"の意味)」という巨大文字も描かれている。
フレスコ画が設置されてから絵画ができあがるまでの様子は、特設サイトの画像ギャラリーや動画、公式フェイスブックページなどを通して一般に共有されている。