国内の複合MICE施設大手「パシフィコ横浜(横浜国際平和会議場)」はこのほど、来場者向けに展示会や施設の情報を提供するスマートフォンアプリ「みらいドライブ」をリリースした。日本語と英語に対応する。
アプリでは、パシフィコ横浜の最新情報を提供するほか、「ランチナビ」機能として施設内の飲食店を特典付きで配信。
また、展示ブースに設置したQRコードを読み取ることで、展示内容や出展者(社)のプロフィールを取得できる機能を用意。自分が展示会で撮影した写真やメモ書きを一緒に記録できる「アーカイブ機能」として提供する。この情報は、PCで閲覧することも可能なため、イベント開催後のレポート作成などでの利用を想定するもの。同時に、スタンプラリーのように足跡(フットプリント)を残す機能としても活用できるという。
同社では2015年12月から展示ホールやアネックスホール内のWi-Fiサービス提供を開始。2016年度末までには「国立大ホール」「会議センター」でも対応し、施設全体でのネット環境を整える計画。さらに、地元横浜の企業や店舗と連携したサービスも今後積極的に展開していく予定とする。今回発表したアプリでは、「街イベント」のガイドやスタンプラリーなど、地域連携のためのツールとしても活用していく考え。
以下は、「みらいドライブ」の主な機能と紹介動画。動画では各機能の利用方法や利用経験者のコメントなどが確認できる。