外務省は、2016年1月12日に発生した、トルコ・イスタンブール中心部での爆発事案の発生を受け、海外安全ホームページで注意喚起を発出した。
爆発が起こったのは、ブルーモスクとして知られ人気の高い観光地でもある「スルタンアフメト・ジャーミー」の近くの広場。現地当局によると、少なくとも10名が死亡し、15名が負傷したという。
トルコでは2015年10月、アンカラ市内のアンカラ駅前で102人が死亡、240人以上が負傷した爆弾テロ事件が発生するなど、南東部を中心に爆発事件が発生している。
以上のことから、トルコへの渡航・滞在予定者に対し、海外安全情報に十分留意し、最新の情報入手に努めるよう注意を喚起。観光地や公共交通機関、レストランなど人が多く集まる施設や、政府・軍・警察関連施設などをテロの標的となりやすい場所とし、訪問時には安全確保に十分注意するよう呼びかけている。