世界の現地ツアー専門予約サイト「ベルトラ」は、訪日旅行商品の販売を強化する。2016年3月30日から、京阪バスが運行する京都定期観光バスツアーについて、英語サイト及び中国語サイトでリアルタイム販売を開始。ツアーの空席状況を即時に予約サイトに反映し、参加前日まで予約対応を可能とする。
ベルトラによると、国内OTAとしては初の取り組み。京阪バスとベルトラの相互の予約システムを、APIで接続した。これまでも同商品を販売していたが、申し込みを受けてから予約可否を確認するリクエスト方式で対応していたため、回答までに半日程度を要した。リアルタイム予約とすることで、2016年度は1万5000人の送客を目指す。
なお、ベルトラでは取引先ツアー会社との予約システムの提携を進めているところ。今後もリアルタイムの予約販売を強化していく方針だ。