世界190か国以上で民泊サービスを提供する「Airbnb」がこのほど、民泊物件の近隣住民に向けた苦情窓口を設置した。Airbnbに掲載中の特定物件について寄せられた苦情については、同社がその内容をホストに伝える対応を進め、改善・解決の機会につなげるもの。
苦情は日本を含む各国版用の専用ページから送信できる。現時点では「騒音・騒動、パーティ」「公共スペース(駐車場、ゴミ集積所など」「近所のホスティング全般にまつわる懸念」「個人の安全または犯罪行為」といったカテゴリー別の投稿が可能だ。
同社では、物件を提供するホストだけでなく周辺地域に住む住民もコミュニティメンバーの一員に位置づけ、不平や苦情、トラブルを回避・解決するための最善の努力を尽くす考え。また、「ホストには快適な環境を提供するという大きな責任が伴う」としたうえで、Airbnbの規程違反や期待に沿わない行動を繰り返しおこなうホストに対しては、Airbnb登録メンバーから一時停止、または除外の措置をとるとしている。