ブッキング・ドットコムが先ごろ実施した「海外出張の実情」調査で、日本のビジネス旅行者がもっとも嫌なことは「空港でのセキュリティの列」(41%)。続いて「飛行機の遅延」と「飛行機でミドルシート(真ん中の席)になること」(38%)が同率2位となった。
日本人による「海外出張時に好まないこと」は以下のとおり。
一方で、海外出張で好きなことのトップは「新しい文化体験」(50%)で、2位は「新しい都市をみること」(47%)、3位「マイルやホテルのポイントを貯める」(40%)。いずれの世代もこれらが上位となっている。
また、55歳以上の世代では、過半数以上が「ビジネスパートナーやクライアントに直接会うこと」(52%)と回答した一方、34歳以下では36%。「1人の時間を過ごす」という項目では、55歳以上の世代が18%だったが34歳以下では28%と、出張先での人との接し方で好みが対照的な結果となっている。
日本人による「海外出張に関して好きなこと」は以下のとおり。
この調査は、アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、スペイン、日本、中国、イタリア出身で、過去1年間に4回以上海外出張を経験した4555名(18歳から65歳)を対象に実施したもの。調査期間は2016年1月29日から2月11日。