スマホアプリで外国人に観劇の解説を、東京・明治座のインバウンド向け公演で多言語ガイド導入へ

エヴィクサーはこのほど、観劇時に外国語で解説を受けることができるスマートフォンアプリを発表した。同社独自の音響通信システム「Another Track(アナザートラック)」をアプリに組み込むもの。2016年9月7日から東京・明治座で予定されている訪日外国人向け公演「SAKURA -JAPAN IN THE BOX-」で導入する。

エヴィクサー社は、音や画像の信号処理技術を使ったソリューションを開発する企業。今回導入する「Another Track(アナザートラック)」では、劇場が流す「人の耳には聞こえない音」をスマートフォンに認識させることで、公演内容に連動した字幕データや音声、AR(拡張現実)データを演出。客席参加型の仕掛けや多言語ガイドなどを実現できるという。

「SAKURA -JAPAN IN THE BOX-」は日本のアニメとアクロバットダンスを「和」のテーマで組み合わせたパフォーマンス。映像や光、音楽に加え、新技術を使って外国人に日本の魅力を表現していく。

以下は、「SAKURA」で提供するパフォーマンス連動アプリのイメージ。

エヴィクサー:報道資料より

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