NTTグループで、マルチメディア関連機器や応用システムを開発するNTTアイティは、音声合成サービス「フューチャーボイスクレヨン」に、外国語の音声を追加した。
追加したのは、アメリカ英語、イギリス英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、アメリカスペイン語、カナダフランス語、北京語、広東語、韓国語の10言語。また、フューチャーボイスクレヨンでは、従来の日本語音声で「お姉さん」「男の子」などの150パターン以上の話者を用意しており、外国語に関しては22話者に対応する。NTTアイティでは、訪日外国人向けサービスや多言語対応ロボット、仮想アシスタントサービスでの利用を想定しているという。
サービスの提供は7月1日から開始。同日から、日本語音声に「ナレーター」「読み聞かせ」「緊急放送」など、特定用途向けの7話者の音声を追加するほか、すべての日本語話者に「うれしい」「悲しい」の感情表現機能を追加した。