大江戸温泉物語、別府と長崎で「ホテル清風」を取得、九州に初進出へ

大江戸温泉物語は2016年8月15日付で、大分県別府市の「別府ホテル清風」と長崎県長崎市の「長崎ホテル清風」を取得した。

別府ホテル清風は別府湾を望む立地で、客室数は161室。高崎山や海を見渡せる露天風呂が人気で、敷地内に3本の源泉が沸く源泉かけ流しの温泉を有する。2016年8月16日をもって休業し、2017年以降の全面リニューアルの準備に入る。

一方、「長崎ホテル清風」は稲佐山の中腹に立地する計100室のホテル。世界新三大夜景に選ばれた夜景を全客室、ロビー、フロント、大浴場から眺望が可能だ。今後も営業を継続するが、2017年以降にリニューアルオープンを予定している。

なお、大江戸温泉物語は2003年の東京お台場の温泉テーマパークを皮切りに、31か所の温泉宿と温泉テーマパークを運営。直近では2016年5月末に、宮城県鳴子温泉の「幸雲閣」と「ますや」を取得していた。九州での展開は、大江戸温泉物語として初めて。これにより、北海道を除く地域に進出したことになる。

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