外務省は2016年8月24日、イタリア中部(ラツィオ州リエーティ県)で発生したマグニチュード6.2の地震に伴う注意喚起を発出した。現地では同県を中心に多数の死傷者がでているほか、建築物などの倒壊や交通障害などの被害が発生している。断続的な余震に加え、土砂崩れや地滑り、建物の倒壊といった二次被害の可能性もある状況としている。
これらの状況を受け、外務省ではイタリア中部(ラツィオ州リエーティ県、ウンブリア州テルニ県、マルケ州アスコリ・ピチェーノ県、フェルモ県、アブルッツォ州テーラモ県)への滞在者や渡航者、滞在予定者などに向け、イタリア政府関連機関や報道などを通じて現地の最新情報を入手してほしいと注意を促している。同時に、状況に応じて旅行計画の変更や延期も含め、自身の安全確保に努めてほしいとしている。