全国の高速バス事業者59社が設立した「ジャパン・バス・ラインズ協会(JBL協議会)」は2016年9月15日より、国内92路線が乗り放題になる訪日外国人向け「JBLパス」を期間限定で発売する。料金は7日間用が2万円、14日間用が2万8000円。このほどオープンした特設サイトから旅行前に購入・座席指定ができるほか、チケットの窓口交換は不要。来日後も購入可能だ。
ウェブサイトでは各路線の説明に加え、富士山・奈良・京都・広島など世界遺産がある地域や日本三景(松島・天橋立・宮島)をめぐるモデルルートの情報を提供。高速バスを使った旅の魅力を訴求する。ウェブサイトの対応言語は英語と韓国語、中国語繁体字。
発売期間は9月15日から12月7日までを予定。期間終了後には販売実績や利用状況を検証し、来年以降のパスの検討に用いる計画だ。