日本旅行が発表した7月の営業速報によると、総販売額は前年比1.6%減の341億7722万円となった。国内旅行は0.7%増の219億8914万円でほぼ前年並みとなったが、海外旅行は10.4%減の94億3577万円と2ケタ減。国際旅行は17.3%増の27億5253万円で、2ケタ増で推移した。
国内旅行については、団体旅行は一般、教育とも前年を上回り、計9.0%増の48億6486万円、企画商品も自社企画の赤い風船が5.7%増の84億9792万円とけん引し計3.0%増の94億1982万円と前年を上回った。しかし、JR券や航空券、宿泊などの個人旅行が6.3%減とマイナスになり、国内旅行全体の伸びを留めた。
一方、海外旅行は団体旅行が一般、教育とも前年を下回り、計11.4%減の17億3033万円、企画商品も自社企画のマッハ・ベストツアーが20.5%減の25億870万円と振るわず、計18.0%減の32億5978万円となった。個人旅行も6.9%減の37万9869万円だった。