凸版印刷が運営する電子チラシサービス「Shufoo!(シュフー)」は、台湾の大手旅行会社「東南旅行社股份有限公司」などと提携し、訪日旅行を検討している旅行者へのアプローチを開始する。
シュフーでは2016年3月8日に、訪日外国人向けの買物情報サービス「Shufoo!インバウンドサービス」を開始。4月18日には国内の訪日外国人向けサービスとの提携も開始するなど、インバウンドサービスを強化しているところ。
今回はさらに台湾と中国の訪日外国人向けサービスと提携。提携企業の旅行サイトに日本の買物情報を提供することで、現地の訪日旅行者に直接リーチし、サービス利用の機会拡大を図る。訪日前のタビマエでは日本での買物計画の情報源として、訪日中のタビナカでは最寄り店舗の検索ツールとしての利用を見込んでいる。
さらに提携企業に対しては、購入代行サービスの際に購入商品を決めるための情報源としてアピール。提携企業のサービス拡充と活性化に繋げる考えだ。凸版印刷では今後もShufoo!インバウンドサービスと訪日外国人向けサービスの連携を推進する方針で、2017年3月末までにユーザー規模を100万人に拡大することを目標としている。今回提携する企業とそのメディア・サービスは以下の通り。
【提携企業/メディア・サービス】
- 中華優購股份有限公司/「加倍奉還」
- 精锐合威股份有限公司/「日本自由行」
- 東南旅行社股份有限公司/「東南旅遊」