JR東日本と日立製作所は2016年10月3日から28日まで、東京駅で外国人旅行者を案内する接客ロボットの実証実験をおこなう。※画像は日立製作所のロボット紹介動画より。
東京駅丸の内北口の東京訪日旅行センター(JR EAST Service Center)にて、外国人からの質問に対し、ロボットが自分の声と併設した画像・動画を通じて応えるもの。東京駅を発着する列車、駅構内・周辺に関する質問を想定。例えば外貨両替所やコインロッカー、トイレ、周辺の名所などの情報などを案内する。
今回使用するロボットは、日立のヒューマノイドロボット「EMIEW3(エミュー3)」。同ロボットを使った実証実験は、羽田空港などでもおこなわれているという。日本語・英語・中国語に対応可能で、対象になる会話や案内の内容はJR東日本と日立が共同開発した。今回の実証実験はロボットによる接客サービスを実現する際の技術的な課題を明確化することが目的。結果を経て今後の研究に活かす計画だ。