国土交通省は2016年10月15日、国内航空会社に対し、サムソン電子社製のスマートフォン「ギャラクシーノート7(Galaxy Note 7)」について、電源を切った状態でも航空機持ち込みを全面禁止とする指示を発出した。
アメリカ連邦航空局(FAA)では、同スマホの発火の事案が発生後、2016年9月9日に機内への持ち込み禁止指示を発出。その後改修品でも同様の発火がみられたため、10月15日に「電源を切った状態でも機内への持ち込みを全面的に禁止」とする指示を発出している。国土交通省の今回の追加的な措置はこの事態を受けたもの。
これまでは、電源を切ることで機内持ち込みを可能とし、機内での充電を禁止していたが、今回の措置により、「機内への持ち込み」「受託手荷物としての預け入れ」のいずれもすべて禁止された。なお、このスマートフォンは日本では未販売となっている。