ルフトハンザ・ドイツ航空はソーシャルメディアに特化した新キャンペーン「#inspiredby homesickness」を開始した。
第1弾の主人公にはデンマークで生まれ育った日本人デザイナー“ザ・イノウエブラザーズ”の井上聡氏と井上清史氏を起用。家や故郷を体験する自分自身の旅を促すことをテーマに、幼少期のころの物語を描いたアニメと、井上兄弟の亡父が「祖国のシンボル」として話していた桜島のある鹿児島への訪問の様子を映像にまとめた。
ルフトハンザ・ドイツ航空では今回のキャンペーンについて、「井上兄弟のストーリーは国や民族に関わらず、自分のルーツを見出すことがいかに重要かを示している」とその目的を説明。SNSを通じて、「自らのアイデンティティに思いを巡らすきっかけを提供する」としている。
動画は2016年10月25日現在、公開から約2週間で再生回数が約80万回となっている。
動画公開に伴い、キャンペーン期間中には、全世界のルフトハンザのSNSプラットホームで、井上兄弟のコメントやエピソード、ビデオクリップ、フォトギャラリーを公開している。