東京都は旅行会社4社に対する行政処分のため、2016年11月28日に聴聞会を開催する。対象の旅行会社は、第3種旅行業の日本国際旅行株式会社、株式会社WORLD CABIN、有限会社エフ・トラベル、第2種旅行業の株式会社エスティーオー。
日本国際旅行とWORLD CABINは、貸切バスを利用した大阪発などの旅行で、手配代行業者として当該バス事業者の届け出運賃の下限額を下回る運賃・料金を設定。また、区域外運送のバスの手配を行なった。
エフ・トラベルと株式会社エスティーオーは、貸切バスを利用した東京発の旅行で、旅行者に対し、当該バス事業者の届け出運賃の下限額を下回る運賃・料金の運送サービスをあっせんした。
これにより、日本国際旅行とWORLD CABINには、旅行業法第18条の3第1項に基づく業務改善命令を予定。エフ・トラベルとエスティーオーには、旅行業法第19条第1項に基づき、9日間の業務停止命令が予定されている。