観光庁、観光産業の革新へ新たな検討会設置、外資系OTAトップなど産学官の委員メンバーで

観光庁は観光産業の革新と国際競争力の向上を目指し、「観光産業革新検討会」を設置する。日本を観光先進国とすべく、昨年末に策定した「明日の日本を支える観光ビジョン」を踏まえたもの。検討会では宿泊業の生産性向上や人材育成と確保、投資の呼び込みによる観光地経営の高度化に向け、2017年6月をめどに政策方針を取りまとめる。

第1回の会合は2016年12月26日に開催。「我が国の観光産業の現状と課題」を論点に議論する。検討会の委員は大学関係者や旅行や宿泊業の会社社長、業界団体理事など、産学官の有識者で構成する。メンバーは以下の通り。

【観光産業革新検討会・委員】

  • 石井恵三氏:AAE Japan(株)代表取締役社長/エクスペディアジャパン ゼネラルマネージャー
  • 木村顕氏:(株)日本政策投資銀行 企業金融第6部長
  • 座間久徳氏:(株)JTBグローバルマーケティング&トラベル 代表取締役社長
  • 玉井和博氏:大妻女子大学 教授
  • 伊達美和子氏:森トラスト・ホテルズ&リゾーツ(株) 代表取締役社長
  • 徳江順一郎氏:東洋大学 国際地域学部 准教授
  • 内藤耕氏:(一社)サービス産業革新推進機構 代表理事
  • 西尾久美子氏:京都女子大学 現代社会学部 教授
  • 山口敦史氏:(一社)日本旅館協会 労務委員長
  • 渡邊准氏:(株)地域経済活性化支援機構 常務取締役
  • 渡辺清一朗氏:全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会 経営改善アドバイザー
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