アイルランド拠点で世界170か国、19言語でホステル・ゲストハウス予約サイトを展開する「ホステルワールド」が、2016年の予約ランキングを発表した。それによると、国別宿泊先ランキングの1位はスペイン。2位イタリア、3位タイと続き、日本は13位にランクインした。
日本国内で人気の都市は東京と京都。訪日旅行者の国籍で最も多いのは米国、オーストラリア、イギリス、カナダ、韓国の順だった。
一方、日本人旅行者による予約数最多の都市はロンドン。次いで、東京、台湾、パリ、ニューヨーク、バルセロナと続いたという。
なお、2015年と比較して予約数の上昇率が最も大きかった都市は、アラブ首長国連邦(80%)。続いてミャンマー(62%)、キルギスタン(52%)、インドネシア(50%)、クック諸島(47%)。同社はこの結果について、世界のバックパッカーの旅行先が一般的に知られていない地域に拡大する傾向があると分析している。
同社が発表した、予約上昇率/予約数ランキングは以下のとおり。
「ホステルワールド」は、170か国・3万3000軒のホステルを扱うサービスで、利用者は9割以上が35歳以下。今回の調査は2016年の予約実績にもとづくもの。予約上昇率は2015年と2016年の予約実績をもとに算出している。