日本政府観光局、国際会議誘致・開催の功績に貢献賞、2019年に神戸で開催される医療イベントは5000名規模

日本政府観光局(JNTO)はこのほど、2016年度の国際会議誘致・開催貢献賞を発表した。このアワードは国内への国際会議誘致やその開催意義を一般に浸透させるための取り組みで、毎年優れた国際会議の主催者、都市や推進機関の功績を認め、新たな同事業の推進につなげることが目的。今回が9度目の実施となる。

今回は2015年度に誘致・開催されたなかから、国際会議誘致の部6件、国際会議開催の部7件を選出した。

受賞内容は以下のとおり。

受賞会議(開催日順)

【国際会議誘致の部】

  • 第26回国際行動神経科学会年次大会(2017年、広島市)
  • 第49回国際PCO協会年次総会(2018年、東京都)
  • 2018年電磁波工学研究の進歩に関する国際会議(2018年、富山市)
  • 第29回国際地図学会議(2019年、東京都)
  • 第25回ICOM(国際博物館会議)大会(2019年、京都市)
  • 国際義肢装具協会世界大会(2019年、神戸市)

 【国際会議開催の部】

  • CHEP2015(恩納村)
  • 第12回アジア栄養学会議(横浜市)
  • 第5回国際野生動物管理学術会議(札幌市)
  • 国際第四紀学連合第19回大会(名古屋市)
  • 2015 EO Osaka Global University(大阪市・京都市)
  • 第61回パグウォッシュ会議世界大会(長崎市)
  • 第42回アジア・西太平洋建設業協会国際連盟建設会議東京大会(東京都)

今回受賞した「第26回国際行動神経科学会年次大会」は、2017年6月から30日まで、15か国・地域の約320名(うち外国人参加者225名)を迎えて行われる予定。広島観光コンベンションビューローが国際本部と商談を進めたほか、JNTOによる誘致支援制度を活用したキーパーソン招聘プログラム「Meet Japan」などを通じた誘致をおこなった。

また、2019年9月に京都で開催される「第25回ICOM(国際博物館会議)大会」は世界117か国・地域を対象に、2500名(うち2000名が外国人)が参加。さらに兵庫で2019年におこなわれる「国際義肢装具協会世界大会」は、70か国・地域の5000名(うち3000名が外国人)を迎える大規模なものとなっている。

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