JALグループが発表した2017年3月期第3四半期連結業績(2016年4月1日~12月31日)によると、連結売上高(営業収益)は前年比4.7%減の9754億円、営業利益は19.2%減の1373億円、経常利益は20.2%減の1360億円、四半期純利益は24.6%減の1082億円となった。
部門別で見ると、国際旅客は、旅客数は1.1%減の627万9825人、旅客収入は9.1%減の3144億円となった。ただし、第3四半期単独でみれば、旅客数は引き続き堅調の海外発の需要に加え、日本発も前年並みに回復。その結果、第3四半期単独の有償座席利用率(ロードファクター)は、過去最高の79.5%となった。
国内旅客は、旅客数は1.0%増の2462万3199人、旅客収入は0.9%減の3808億円。国内線も適需適合に努めた結果、第3四半期単独で有償座席利用率が71.9%と過去最高となった。
2017年3月期の連結業績予想は前回予想と同じ、売上高が4.2%減の1兆2800億円、営業利益が18.7%減の1700億円、経常利益が22.1%減の1630億円、純利益が7.7%減の1610億円としている。