マカオとモナコの大手IR(統合型リゾート)が提携、IR法成立で日本国内で開発に意欲

マカオのギャラクシー・エンターテインメント・グループとモナコ公国のモンテカルロ・ソシエテ・デ・バン・ド・メールが、アジア太平洋地区のエンターテインメント事業に関する戦略的パートナーシップを正式締結した。両社は今後、日本でIR(統合型リゾート)設計や開発、運営を進めることに言及している。

マカオのギャラクシー・エンターテインメント・グループは、高級エンターテインメント・リゾート施設を開発するデベロッパー兼オペレーター。「Galaxy Macau」のほか、世界で複数な豪華IR施設を運営している。一方のモンテカルロ・ソシエテ・デ・バン・ド・メールは、モナコ公国で高級ホテル・リゾートのオーナーでありオペレーターとして知られる企業。伝統的なIR施設「カジノ・モンテカルロ」など4軒、「オテル・ド・パリ・モンテカルロ」などの高級ホテル4軒、そのほかレストラン33店を保有。今回の戦略的提携については、モナコ政府の支持も得ているという。

両社の提携は、2016年12月に日本で統合型リゾート推進法が成立したのを受けて行われたもの。関連事業と両社ブランドの強化、アジア太平洋地区でのIRプロジェクト開発などに関する相互コミットメントが含まれる。今後の展開については、追って告知される見通しだ。

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