近鉄不動産と近鉄・都ホテルズは、福岡市・博多駅前に新しいランドマークビルを建設し、新都市型ホテルをオープンする。同地の「博多都ホテル」の建て替え計画として、このほど概要を発表した。
ホテルは客室数を約200室、広さ30平方メートル超とし、最上階にはレストランや日帰り入浴が可能な温泉スパなども設置する予定。上質でゆったりくつろげる福岡のリーディングホテルを目指す計画だ。
また、ビル全体は「緑と水と光のビル」コンセプトに、壁面や最上階に水が流れ落ちる滝や緑を配置。夜間はビル全体をライトアップし、賑わいを演出して海外からも注目されるビルとする。
ビルの規模は地下3階、地上13階建て。このうちホテルは3~13階で、それ以外が商業施設となる。地下階は地下鉄コンコースと接続。地下駐輪場も整備し、地域の利便性も図る。開業は2019年度のラグビーワールドカップ前を予定している。